YS11型機など展示 官民連携の航空博物館オープン 茨城 筑西

東京, 02月11 /AJMEDIA/

国立科学博物館が民間施設と初めて連携し、戦後初の国産旅客機「YS11型機」などを展示した航空博物館が、茨城県筑西市にオープンしました。

11日オープンした「科博廣澤航空博物館」は、筑西市にある民間施設「ザ・ヒロサワ・シティ」の中にあり、1800平方メートル余りの格納庫に、航空機8機が展示されています。

多くは国立科学博物館が所蔵するもので、
▼戦後初の国産旅客機「YS11型機」の量産1号機
▼旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」
▼南極観測隊のカラフト犬、タロ・ジロを救出したヘリコプター、「シコルスキーS58型機」
などが紹介されています。
これまで東京・上野の本館や羽田空港などで保管されていましたが、より広いスペースで多くの人に見てもらえるよう、民間施設と連携しての初めての展示となりました。

見学に訪れた女性は、「実物の機体を見られて感動しました。思わず乗ってみたい気持ちになりました」と話していました。
国立科学博物館研究推進・管理課の関根則幸課長は、「私たちの航空遺産をようやく公開できて大変うれしいです。幅広い世代の人たちに実物の迫力を味わってほしいです」と話していました。

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