今年度の日本アカデミー賞 最優秀作品賞は「ゴジラ-1.0」

東京, 03月09日 /AJMEDIA/

映画関係者が選ぶ今年度の日本アカデミー賞は、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が最優秀作品賞を受賞しました。

第47回 日本アカデミー賞は8日、東京で部門ごとの最優秀賞が発表され、このうち最優秀作品賞には、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が選ばれました。

「ゴジラ-1.0」は、戦後の日本に突如出現し、復興途中の街を容赦なく破壊していく巨大怪獣のゴジラや、ゴジラに立ち向かっていく人々が「ビジュアルエフェクツ」=VFXを駆使した迫力ある映像で描かれた作品です。

「ゴジラ-1.0」は、日本時間の11日発表されるアメリカのアカデミー賞でも、日本映画としては初めて視覚効果賞にノミネートされています。

山崎監督は「皆さんとゴジラでとった賞だと思います。作品賞はスタッフとキャスト全員でお祝いができるのでとてもうれしいです」と話していました。

一方、最優秀監督賞には「PERFECT DAYS」で監督を務めたドイツ人のヴィム・ヴェンダース監督が、外国人として初めて選ばれました。

この作品はアメリカのアカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされています。

今回、主役を演じた役所広司さんが最優秀主演男優賞に選ばれました。

役所さんはヴェンダース監督の代理で賞を受け取り「日本や日本人が大好きなヴェンダース監督がここにいたら、本当に喜ぶと思います。このすばらしい賞を監督に渡したい」と話していました。

このほか、安藤サクラさんが
▽「怪物」で最優秀主演女優賞
▽「ゴジラ-1.0」で最優秀助演女優賞に選ばれ、個人で二冠を達成しました。

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