岸田首相 熊本で車座対話 “政治資金規正法 今国会で改正を”

Tokyo, 07 April, /AJMEDIA/

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、岸田総理大臣は6日、熊本市で党員らとの「車座対話」に出席し、再発防止に向けて、今の国会で政治資金規正法の改正を実現する考えを強調しました。

自民党熊本県連で行われた「政治刷新 車座対話」には党員ら18人が出席しました。

今回の問題を受けて、自民党は党幹部が各地で現場の声を聴く取り組みを進めていて、岸田総理大臣が出席するのは初めてです。

岸田総理大臣は「いま一度、自民党に頑張ってもらいたいと思ってもらえるよう、強い覚悟を持って党を変えていかなければならない。39人の処分を講じたが、これからも信頼回復に向け、努力を続けなければならず、再発防止のための政治資金規正法の改正を今の国会で行っていく」と強調しました。

これに対し出席者からは「国民の怒りは沸点に達しており、ルーズな監査などを是としている党のあり方は非常に問題だ」とか「女性局や青年局の問題も噴出するなど議員としての倫理観が欠如している」といった意見が出されました。

このあと岸田総理大臣は記者団に対し「厳しい意見を重く受け止め、真摯(しんし)に反省し信頼回復に努めなければならないという思いを強くした。処分について意見があることは、受け止めたいが、最後は党の決定に基づいて一体で取り組むのが自民党だ。先頭に立って信頼回復の取り組みを進めたい」と述べました。

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