稲葉篤紀さん宅から盗まれた金庫か WBC記念指輪など被害

東京, 3月16日, /AJMEDIA/

東京オリンピックで野球日本代表の監督を務めた、稲葉篤紀さんの愛知県北名古屋市にある住宅が空き巣の被害に遭った事件で、盗まれたものとみられる金庫が、県内で見つかったことが捜査関係者などへの取材でわかりました。住宅からは2009年の第2回、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックで優勝した際の記念の指輪も盗まれていて、警察は被害状況などの確認を進めています。

警察によりますと、今月11日、東京オリンピックで野球日本代表の監督を務めた稲葉篤紀さんの愛知県北名古屋市にある住宅が空き巣の被害に遭いました。

警察や稲葉さんの父親によりますと、2階にあった金庫や現金およそ360万円のほか、稲葉さんが選手として出場した2009年開催の第2回WBC=ワールド・ベースボール・クラシックで優勝した際の記念の指輪「チャンピオンリング」などの貴金属類が盗まれていたということです。
金庫には、通帳や印鑑などが入っていたということですが、警察のその後の調べで、盗まれたものとみられる金庫が岐阜県に近い愛知県北部で見つかったことが捜査関係者などへの取材で新たにわかりました。

警察は被害状況などの確認を進めるとともに、住宅の近くで不審な車両の目撃情報もあったことから関連を捜査しています。

稲葉さんは現在、プロ野球、日本ハムでゼネラルマネージャーを務めていて、今回、被害にあった住宅は稲葉さんが所有し、父親が住んでいたということです。
稲葉さんの父親「お金に換えられない大切なもの」
父親は「まさかという気持ちでした。息子たちは『親父がなんともなくてよかった』と話してくれましたが、お金に換えられない大切なものを盗まれてしまいました。こうした犯罪とは無縁だと思っていましたが今後は防犯対策をしっかりしていきたい」と話していました。

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