堤大介監督 アニー賞2冠のアニメに込めた思い語る 金沢

東京, 4月10日, /AJMEDIA/

金沢市のアニメスタジオが制作し、アニー賞の2部門に選ばれた、「ONI~神々山のおなり」の堤大介監督が、8日、受賞の喜びや作品に込めた思いを語りました。

金沢21世紀美術館で開かれたイベントには、アニー賞で2部門を受賞した「ONI~神々山のおなり」の堤監督が参加し、上映会とトークショーが行われました。

堤さんは受賞について「金沢の人たちに喜んでもらえたことがうれしい。次の作品づくりへのエネルギーになる」と喜びを語りました。

また、制作するときの心構えとして「自分が本当に抱えているもの、感じているものに正直に誠実につくることを大事にしている」とした上で、今回の作品について「わからないことや知らないことを人間は『鬼』として恐れることがある。現代社会のどんな場所でも起きていることがテーマで、アメリカで30年間マイノリティとして生きてきたからこそ生まれた作品だ」と述べました。

話を聞いた小松市の50代の女性は「アニー賞受賞後に作品を鑑賞し感動したので、話を聞きに来ました。金沢にスタジオがあるので、いつか見学に行ってみたい」と話していました。

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