八重洲ブックセンター本店が営業終了 44年の歴史に幕

東京, 4月1日, /AJMEDIA/

40年余り前から国内有数の大型書店として親しまれてきた東京駅前の八重洲ブックセンター本店が、周辺の再開発に伴い、3月31日に営業を終了しました。
東京 中央区の八重洲ブックセンター本店は1978年9月に開店し、地上8階・地下1階の建物に在庫は100万冊に上るなど、国内有数の大型書店として知られてきました。

しかし、周辺の再開発に伴って44年間の営業を終え、2028年度に完成予定の複合ビルに再出店する計画となり、最終日の3月31日は店内に作家たちからの感謝のメッセージが貼り出される中、店からあふれるほどの多くの客が駆けつけました。

そして、閉店後の午後8時すぎ、セレモニーが開かれ、作家の北方謙三さんが「初めて自分の本を買った思い出のある書店で、しばらく休むことは悲しいが、今後どんな店舗ができるのか楽しみです」と話しました。

また、八重洲ブックセンターの山崎厚男社長は「思いもかけない本との出会いや、本を選び、買い回る楽しさを提供してきました。しばらく皆様をお待たせしますが、必ず帰ってきます」と話しました。

このあと、玄関のドアが閉められ44年余りの歴史に幕を閉じました。

訪れた50代の男性は「子どもの頃からいろいろな本をここで買いました。インターネットでも本は買えますが、こ

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts