「地域伝統芸能まつり」 4年ぶりに開催 東京 渋谷 NHKホール

東京, 2月20日, /AJMEDIA/

全国の各地に伝わる郷土芸能が一堂に会する催し、「地域伝統芸能まつり」が東京 渋谷のNHKホールで開かれました。

「地域伝統芸能まつり」は、日本各地で受け継がれてきた郷土芸能を守ろうと、学識者などでつくる実行委員会と振興団体が開いているもので、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。

ことしは岡山県や沖縄県などに伝わる10の伝統芸能が披露されました。
愛媛県今治市に伝わる「一人角力」は、力士にふんした男性が、姿の見えない「稲の精霊」と相撲をとるというユニークな神事で、米の豊作を占うなどの意味が込められています。

また、青森県田子町の「田子神楽」は、山伏たちによって始まったとされる独特の神楽で、女性たちがお囃子にあわせてリズミカルに舞い、観客を魅了しました。

「一人角力」で力士を演じた菅貞之さんは、「3年間披露できなかったので久しぶりに神様に見せるぞという思いで頑張りました。皆さんが喜んでくれて非常にうれしかったです」と話していました。

「田子神楽」を舞った千葉三慧子さんは、「コロナに負けずよい世の中になってもらいたいという気持ちで踊りました。若い世代に神楽のよさを伝えてたくさんの人と舞っていけるように取り組んでいきたい」と話していました。

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