民俗芸能「風流踊」 ユネスコの無形文化遺産に登録の見通し

東京, 11月1日, /AJMEDIA/

各地で伝承されてきた盆踊りなどお囃子に合わせて踊る民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになりました。

日本がユネスコの無形文化遺産の登録に向けて提案していた「風流踊」について、文化庁は1日、ユネスコの評価機関が登録するよう勧告したと発表しました。

「風流踊」は、2009年に無形文化遺産に登録された神奈川県の伝統行事「チャッキラコ」に、24都府県の40件を加え、合わせて41件で構成されています。

この中には、
▽優雅な踊りが披露される秋田県の「西馬音内の盆踊(にしもないのぼんおどり)」や、
▽岐阜県で伝わる太鼓踊りの「寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)」、
▽長崎県の「対馬の盆踊」などがあります。

文化庁によりますと、10月28日からモロッコで開かれる政府間委員会で、ユネスコの無形文化遺産への登録が正式に決まります。

国内で登録されている無形文化遺産は、「和食」や「和紙」など22件あります。

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