政策活動費の使途公開、自民検討 岸田首相、規正法協議の加速指示

東京, 5月7日 /AJMEDIA/

 自民党は、派閥裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、政党から議員個人に支出される政策活動費の使途を公開する方向で検討に入った。党関係者が6日、明らかにした。

 岸田文雄首相(党総裁)は6日、党政治刷新本部に設けた作業部会座長の鈴木馨祐衆院議員らと首相公邸で会談。規正法改正の与党案取りまとめに向け、公明党との協議を加速するよう指示した。同時に自民案で「検討項目」にとどめた論点についても協議を始めるよう求めた。

 会談は首相がフランス・南米歴訪から帰国した直後に行われた。6日は祝日で、政治改革に取り組む姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。

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