京都 八坂神社 平安時代の装束で「かるた始め」3年ぶり開催

東京, 1月4日, /AJMEDIA/

京都・祇園の八坂神社で平安時代の装束をまとって百人一首のかるたを取り合う新春恒例の「かるた始め」が行われました。

「かるた始め」は、京都市東山区の八坂神社にまつられている「素戔嗚尊」が日本で最初に和歌を詠んだという言い伝えにちなんで行われている行事で、ことしは、新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。

境内の能舞台には、平安時代の色鮮やかな装束を身にまとったかるた愛好家の女性8人が上がり、2人一組でかるたを並べて向き合いました。

そして、読み手が和歌の上の句を抑揚のある独特の節回しで読み上げると、優雅な手さばきで下の句が書かれた札を取っていました。

このあと、はかま姿の女性2人による競技かるたも行われ、今度は上の句が読み始められると素早く札に手を伸ばし、時折、客席まで札が飛ぶほどの迫力ある勝負を繰り広げていました。

京都市から訪れた50代の女性は「初めて見ましたが、装束がきれいで非日常感があり、競技かるたも迫力があって見に来てよかったです」と話していました。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts