東京 上野の国立西洋美術館 リニューアル記念であすから展覧会

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

東京 上野の国立西洋美術館のリニューアルを記念して、ヨーロッパの印象派の巨匠などによる自然をテーマにした作品を集めた展覧会が4日から始まるのを前に、報道陣を対象にした内覧会が開かれました。

国立西洋美術館では、およそ1年半の間休館をして改装を行い、リニューアルオープンしたことを記念して「自然と人のダイアローグ」と題した展覧会が開かれるのを前に報道陣を対象にした内覧会が開かれました。

会場には、印象派などを軸にドイツ・ロマン主義から20世紀後半までの絵画やスケッチ、それに版画など100点余りが展示されています。
このうち、ドイツ・ロマン主義を代表するカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの「夕日の前に立つ女性」は、遠い地平線に沈む夕日を前に1人で立つ女性を描いていて、自然の偉大さを目の当たりにした人間の感動を表現しています。
また、オランダのフィンセント・ファン・ゴッホの「刈り入れ」は、生命力あふれる黄金色の麦が刈り取られる様子で、美しい風景に命のはかなさを投影した作品になっています。

美術館の陳岡めぐみ主任研究員は「幅広い年代の作品がそろっているので、お気に入りを見つけ、感動を持ち帰っていただきたい」と話していました。

この展覧会は、4日からことし9月11日まで東京・上野にある国立西洋美術館で開催されます。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts