ハマス代表団、指導部と協議へ ガザ休戦交渉「崩壊寸前」

東京, 5月6日 /AJMEDIA/

パレスチナ自治区ガザで交戦するイスラエルとイスラム組織ハマスの休戦を巡り、ハマスは5日、ハマス代表団は仲介国エジプトなどとの間接交渉のため訪れていたカイロを離れ、指導部と協議すると発表した。休戦案への回答も示したが、合意には至らなかったとみられ、協議内容を知る当局者はロイター通信に「(交渉は)崩壊寸前だ」と語った。

 カイロ入りしていた米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は5日、カタールのドーハでムハンマド首相兼外相と会談したと報じられている。バーンズ氏は近くイスラエルも訪問し、ネタニヤフ首相と会談するとみられ、合意に向けた後押しに注力しているもようだ。

 ハマス代表団は4日にエジプト入りし、イスラエルとエジプトが提示した約40日間の戦闘休止と人質解放を含む休戦案について2日間議論した。カタールに滞在する指導部と協議後、7日に再びカイロに戻るとの情報もある。

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