藤井八冠を育てた功績 杉本昌隆八段に「金シャチ賞」 名古屋市

東京, 01月16 /AJMEDIA/

名古屋市は、藤井聡太八冠を師匠として育てた功績をたたえようと、新しく創設した特別表彰「金シャチ賞」を杉本昌隆八段に贈りました。

名古屋市に住む杉本昌隆八段は、みずから棋士として活躍するとともに名古屋市内で「杉本昌隆将棋研究室」という教室を開き、史上初の八大タイトル独占を達成した藤井聡太八冠をはじめ、複数の棋士を育てました。

この功績をたたえようと、15日名古屋市役所で、新しく創設した特別表彰「金シャチ賞」の表彰式が行われました。

この中で河村市長は「名古屋市も今後、子どもたちの夢を応援する努力をしていこうという中で、シンボルとして表彰させていただきました」とあいさつし、表彰状と記念品の扇子を手渡しました。

そして河村市長が子どもの才能を見いだすこつについて質問すると、杉本八段は「基本的に指導者の考えは古いと自覚することです。親が思っている以上に、子どもはいろいろなことを考えているので、子どもの人格を尊重することが成長につながると思います」と答えていました。
表彰式のあと杉本八段は「立派な指導者がたくさんいる中で、第1号になれたことを光栄に思います。これを励みに次に続く少年少女を育てていきたいです」と話したうえで、「藤井八冠には、名前に『竜王』『名人』などのタイトルがつくので、私もこれからは『杉本金シャチ』と名乗ろうかな」と笑顔を見せていました。

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