道真しのび、優雅に舞 滝宮天満宮で梅花祭

東京, 02月27日 /AJMEDIA/

学問の神様、菅原道真をまつる北野天満宮(京都市上京区)で25日、道真を命日にしのぶ「梅花祭」があり、梅の花が見頃を迎えた境内では芸舞妓(げいまいこ)らがお茶を点(た)てて振る舞う野だて茶会も開かれた。冷たい雨が降る中、テントの下で約3千人の参拝者が梅をめでながらお茶を味わい、春の訪れを待ちわびた。

梅花祭は約900年続く伝統行事。本殿では神職が紅白の梅の花を神前に供え、道真の遺徳をしのんだ。野だては豊臣秀吉が境内で大茶会を開いたとの故事に倣い、約70年前から行われている。

米グアムから日本人の夫と訪れた関口インディアさん(44)は「梅の花が咲く中、舞妓さんからお茶をいただくなんて夢のようだった」と感慨深そうに話していた。梅の見頃は3月初旬ごろまでの見込み。

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