東京 帝国劇場 来年2月に休館へ 老朽化による建て替えのため

東京, 01月17 /AJMEDIA/

1960年代に建てられ、ミュージカルの殿堂として知られる東京 丸の内の帝国劇場は、老朽化による建て替えのため来年(2025年)2月に休館することになりました。

1966年に開場し、半世紀以上にわたって演劇やミュージカルの上演で親しまれてきた現在の帝国劇場は、劇場が入るビルの老朽化で隣接するビルとともに建て替えることが決まっていましたが、来年2月に休館することが16日、発表されました。

最後の1年について劇場を運営する東宝は、帝劇を彩ってきた数々のミュージカルを上演するとしています。

このうち、12月から来年2月にかけては、幅広い世代に高い人気を誇るミュージカルの名作「レ・ミゼラブル」が上演されます。

また、来年2月の最後を飾る演目は、劇場に出演してきたミュージカル俳優たちによるスペシャルコンサートを企画しているということです。

都内の劇場をめぐっては、帝国劇場と同じ1966年に開場した国立劇場も老朽化による建て替えのため閉場したほか、渋谷のシアターコクーンもデパート跡地の再開発により去年から長期の休館に入っています。

東宝によりますと新しい劇場が開場する時期は未定だということです。

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