韓国の人気俳優死亡 “真相究明を” 映画関係者など団体が声明

東京, 01月13日, /AJMEDIA/

韓国の人気俳優で、違法薬物を使用した疑いで警察の取り調べを受けていたイ・ソンギュンさんが、先月死亡したことについて、韓国の映画関係者などの団体が声明を発表しました。イさんは自殺したとみられ、過熱する報道にさらされていたとして、真相の究明と再発防止を求めています。

アカデミー賞で4部門受賞を果たした韓国映画「パラサイト 半地下の家族」などに出演した、俳優のイ・ソンギュンさんは先月、ソウル市内で死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。

イさんは死亡前に違法薬物を使用した疑いで警察の取り調べを受け、「薬物だとは知らなかった」と主張していて、韓国ではイさんに関する報道が過熱していました。

韓国の映画・芸能関係者などでつくる団体は12日、ソウルで会見を開いて声明を発表し、イさんが出演した映画のポン・ジュノ(奉俊昊)監督も出席しました。

この中では、一部メディアで容疑との関連性が定かではないイさんの私的な会話内容まで報じられたとしたうえで、過熱する報道に本人がさらされ続けた状況を「過酷な人格殺人」だと訴えました。

また、イさんが必要以上にメディアの前にさらされたとして、警察からメディアへの情報提供のあり方や、イさんの人権を守る措置が適切だったのかなど、一連の経緯の真相究明と再発防止を求めました。

不安や悩みを抱える人への相談窓口
不安や悩みを抱える人の相談窓口は、厚生労働省のホームページなどで紹介しています。

インターネットで「まもろうよこころ」で検索することもできます。

URLは、「https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/」です。

電話での主な相談窓口は
▽「よりそいホットライン」が0120-279-338、
▽「こころの健康相談統一ダイヤル」が0570-064-556となっています。

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