“猫の頭”の形? 手のひらサイズ 縄文時代の土製品 愛称募集

東京, 1月14日, /AJMEDIA/

23年前、福島県郡山市の縄文時代の遺跡から見つかり、「猫の頭」のようにも見えるユニークな形がSNSなどで話題になった土製品について、このほど愛称が公募されることになりました。

福島県郡山市西田町鬼生田にある縄文時代の遺跡から見つかった、この土製品は、
▽幅6センチ
▽長さ5センチ
▽厚さ4センチほどの、
手のひらにのるサイズで、「猫の頭」のようなユニークな形が特徴です。

23年前、2000年に行われた発掘調査で見つかり、これまで市が保管していましたが、4年前に県立博物館で開かれた企画展で展示された際に、その存在が広まり、SNSなどで話題となりました。

これを受けて、市内の遺跡で見つかった出土品の一部を管理・展示している大安場史跡公園が、この土製品の愛称を募集することになりました。

公園によりますと、これまでの調査では、製作されたのが縄文時代だということ以外は分かっていないということで、自由な発想で愛称を考えてほしいとしています。

応募は1月末までで、大安場史跡公園のホームページからダウンロードした専用の用紙を送るか、はがきやメールでも受け付けています。

決定した愛称は2月22日の「猫の日」に発表する予定で、公園の学芸員 小沼さくらさんは「猫かどうか分かりませんが、親しみやすい形をしているので、愛称を考えながら地域の歴史にも興味を持ってほしいです」と話していました。

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