囲碁「本因坊戦」最多11連覇の井山裕太四冠 就位式で喜び語る

東京, 9月10日, /AJMEDIA/

囲碁の七大タイトルの1つ、「本因坊戦」で過去最多記録となる11連覇を果たした井山裕太四冠(33)が9日、就位式に出席し「精いっぱいやってきたことを結果として残すことができて光栄でうれしく思う」などと喜びを語りました。

2度の七冠独占などを成し遂げ、4年前、国民栄誉賞を受賞した井山四冠は、ことし6月にかけて行われた「本因坊戦」でタイトル防衛を果たし「本因坊戦」11連覇と趙治勲名誉名人(65)が1998年に達成した10連覇の記録を更新し、合わせて七大タイトルでの連覇記録も塗り替えました。

9日は東京 文京区のホテルで開かれた「本因坊」の就位式に井山四冠が出席し、いん許状を受け取りました。

そのあと、あいさつした井山四冠は「これまでのタイトル10連覇という記録にチャレンジできる日がくるとは想像もしていませんでしたが、自分なりに精いっぱいやってきたことを結果として残すことができて光栄に、またうれしく思っています」と喜びを語りました。

そして「自分自身の碁としてはまだまだという部分が非常に多いので、少しでも自分を磨いて高めていきたい」と今後の抱負を語りました。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts