プラスチック廃材のリサイクル研究拠点 報道陣に公開 神奈川

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

プラスチックの廃材を原料に、3Dプリンターで家具などを作ることができるリサイクルの研究拠点が、神奈川県鎌倉市に開設され、報道陣に公開されました。

この拠点は、慶應義塾大学と鎌倉市、それに企業などが地域におけるリサイクルの在り方を研究しようと開設したもので、4日からの運営開始を前に報道陣に公開されました。

3日は、運営の責任者で慶應義塾大学の田中浩也教授が、地域で回収したプラスチックの廃材を利用して、地域に必要な製品を作るプロジェクトについて説明しました。
施設にある大型の3Dプリンターでは、細かく裁断したプラスチックの廃材を高温で溶かし、ひも状に押し出して積み重ねることで製品をつくることができ、実際にベンチやプランターを作る様子が公開されました。

この拠点では7月以降、市内の3か所にボックスを設置してプラスチックの廃材を集め、公共の場で使える製品を作ることにしています。

田中浩也教授は、「この取り組みを通してリサイクルへの理解を深めてもらい、より多くの人に分別や資源回収に協力してもらいたい」と話していました。

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