ウクライナの国立バレエ団支援の公演 草刈民代さん企画

東京, 7月6日, /AJMEDIA/

ウクライナの国立バレエ団を支援しようと、元バレエダンサーの草刈民代さんが企画したチャリティー公演が5日夜、東京で開かれ、ウクライナと日本のトップダンサーたちが舞台に立ちました。

5日夜、都内で開かれたこのチャリティー公演は、ロシアによる軍事侵攻が続く中、日本のバレエ界と親交の深いウクライナの国立バレエ団を支援しようと日本を代表するバレエダンサーとして活躍した草刈民代さんが企画しました。

公演では、国内外で活躍する日本人ダンサー19人が古典から現代バレエまで美しい舞台を披露しました。

そして、ウクライナの国立バレエ団「キエフ・バレエ」に所属するアンナ・ムロムツェワさんとニキータ・スハルコフさんの2人のウクライナ人ダンサーも舞台に立ち、優雅で力強い踊りで観客を魅了しました。

公演後、取材に応じたアンナ・ムロムツェワさんは「ウクライナの国民の気持ちや心、そして悲しみを伝えたいという思いで踊りました。このような時期に日本で日本のダンサーたちと共演できたことが本当にうれしいです」と話していました。

草刈さんは「芸術とは困っている人の気持ちに寄り添う人の心が土台になって成り立つのだとこの公演を通じて改めて実感しました。みんなにとって意味のある舞台になったと思います」と話していました。

今回の公演で観客から募った寄付は全額ウクライナの国立バレエ団に贈られるということです。

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