ことし起こる悪いことすべてうそに 「うそかえ祭」始まる 福島

東京, 1月13日, /AJMEDIA/

ことし1年に起こる悪いことをすべて「うそ」にして良いことにかえる伝統の「うそかえ祭」が、福島市の高畑天満宮で始まり、縁起物の木彫りの「鷽鳥」を買い求める大勢の参拝者でにぎわっています。

福島市飯坂町にある高畑天満宮の「うそかえ祭」は、その昔、お参りする人を襲ったハチの群れを鳥の「うそ」が退治したという言い伝えにちなんで、毎年1月の小正月の時期と4月に行われています。

初日の12日は、ことし1年に起こる災いや不幸を「うそ」にして、良いことにかえてくれる縁起物の木彫りの「鷽鳥」として人気がある、木彫りの「鷽鳥」を買い求めようと、朝早くからたくさんの人が集まり、長い列を作っていました。
一番乗りで購入したという郡山市の50代の男性は「うそ鳥を買うために、きのうの夕方から並んでいました。毎年、御利益があると感じているので、ことしも良い年にしたいです」と話していました。

また、福島市の70代の女性は「コロナも続いているし、物価高など生活不安もあるので、ことしは良い年になってほしいです」と話していました。

「うそかえ祭」は今月は15日までの4日間、4月は27日に行われます。

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