「恐竜博2023」14日から上野で 日本初公開の全身約6mの化石も

東京, 3月14日, /AJMEDIA/

日本で初公開となる貴重な恐竜の全身の化石など、恐竜に関する最新の研究成果を紹介する「恐竜博2023」が14日から東京 上野で始まるのを前に、13日、内覧会が開かれました。

「恐竜博2023」は、国立科学博物館やNHKなどが開くもので、世界各地で見つかった恐竜の貴重な化石など40点余りが展示され、最新の研究成果が紹介されます。

13日は、会場となる東京 上野の国立科学博物館で内覧会が開かれました。

展示のうち、鎧竜の一種で、日本で初公開となる「ズール・クルリヴァスタトル」という恐竜の化石の実物は、およそ6メートルの全身がほぼ完全な形で見つかった非常に貴重なもので、全身がとげ状の突起で覆われています。

また、日本などの調査隊が2020年に南米で発見した「マイプ・マクロソラックス」は、全長がおよそ10メートルの肉食恐竜で、今回、胴体の一部の化石が日本で初めて展示されています。

マイプ・マクロソラックスを発見した、恐竜学者で国立科学博物館の真鍋真副館長は「毎年のように新種が見つかり、新しいことが次々と分かってきている。展示をよく見ていただき、恐竜の新しい魅力に気付いてほしい」と話していました。

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