WTB木田、トライ量産 好調東京ベイで存在感―ラグビー・リーグワン

東京, 3 月1 日, /AJMEDIA/

ラグビー・リーグワン1部、東京ベイのWTB木田晴斗(23)がトライを量産している。今季ここまで出場した7試合で計11トライ。8勝1分けと好調のチームを引っ張り、14トライでトップに立つWTB尾崎晟也(東京SG)に3差と迫った。
 トライの数は「しっかり意識している」と言い切る。2月25日のBL東京戦では、2試合連続の2トライ。まずは後半8分にSOフォーリーのキックパスを左サイドで相手と競り合いながらもぎ取り、そのままインゴールへ。同19分にはインターセプトから約60メートルを走り切った。
 見せ場はトライや得意のランだけでない。タックルを受けながらボールをつなぐオフロードパスで、WTB根塚洸雅のトライを演出する場面もあった。ルディケ・ヘッドコーチは「ラン、パス、キックの三拍子がそろっている」と万能ぶりを評価する。
 まだ日本代表経験はないが、9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会の出場を諦めていない。今月4日には今季9戦全勝の埼玉との首位攻防戦が控える。「しっかり自分の実力を発揮して、ジャパン(日本代表)に近づきたい。今季成長できているのは間違いない。そこを王者相手に見せたい」。リーグ最少失点の守備力を誇る強敵との一戦を、自身をアピールする絶好の機会とするつもりだ。

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