「未来のため」日韓協力訴え 就任2年で記者会見―尹大統領

東京, 5月10日 /AJMEDIA/

韓国の尹錫悦大統領は9日、就任2年の節目を10日に控え、記者会見した。日韓関係について、歴史問題では「立場の違いが確実にある」と指摘しつつも、北朝鮮への対応や経済面などで「未来のために協力すべきだ」と訴えた。日米韓の連携に関しても「安全保障を強化し、経済的機会も拡大させる」と意義を強調した。

 尹氏単独の記者会見は2022年8月以来。4月の総選挙での与党敗北の原因と指摘された尹氏の「独善的」なイメージの払拭を図り、国民との意思疎通に力を入れる姿勢を示した。

 日韓に横たわる歴史問題は「障害物になり得る」と指摘しながらも、「確固たる目標を持って耐え、向かうべき方向に進まなければならない」と述べた。岸田文雄首相にも言及し、「互いに信頼している。両国関係を発展させる思いが十分にあると互いに分かっている」と評価した。

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