斎藤工、「シン・ウルトラマン」の脚本は「複雑で壮大」 完成報告会で共演者に感謝

東京, 5月04日, /AJMEDIA/

 庵野秀明氏が企画・脚本を担当した映画「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)の完成報告会が2日、東京都内で行われた。主人公のウルトラマンになる男・神永新二役の斎藤工は「歴史があり、バトンをつなぐキャラクター。僕個人では背負えないと思った。皆さんのお力添えを頂きながら向き合ったつもりです」と共演者への感謝を込めた。
 脚本を初めて読んだ時の感想としては、「因数分解のような複雑かつ壮大な物語。一度読んだだけでは追い付かない世界観だった」と斎藤。続けて、「製作陣の皆さんに委ねようと、すぐに(気持ちを)切り替えた」と振り返った。
 2019年の撮影後、「世の中が一変した」と話す齋藤だが、「(公開が)このタイミングだったのは『必然』と言っていい巡り合わせではないか」とコメント。「(製作の)皆さんが徹頭徹尾こだわり抜くために、この期間が必要だった」とも語った。
 キャストらは報告会の直前、完成した作品を見たという。斎藤は「言語化できない感情が続いている」そうで、長澤まさみは「1回見ただけでは処理し切れない。今も高揚感が残っている」。西島秀俊は「(自分が)子供の頃に見た『ウルトラマン』を作っていた方々の高い志が継承されている。今の子供たちの記憶に深く刻まれる作品です」などとアピールした。13日公開。

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