三笘、日本人最多まで1得点 市場価格「50億円」と報道―イングランド・サッカー

東京, 2月21日, /AJMEDIA/

サッカーのイングランド・プレミアリーグで、ブライトンの三笘薫(25)が目覚ましい活躍を続けている。日本代表の16強に貢献した昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会後、リーグ戦に8試合連続で先発出場し、4得点。今季通算5ゴールとし、同リーグの日本選手シーズン最多記録まであと1に迫っている。
 4日のボーンマス戦では0―0の後半終盤、左クロスを頭で合わせて決勝ゴール。1月29日のイングランド協会(FA)カップ4回戦では、名門リバプールから1―1の後半ロスタイムに、巧みなキックフェイントを入れて決勝点を決めており、公式戦3戦連発となった。
 W杯はスペインとの1次リーグ最終戦で、ラインぎりぎりから決勝点をアシストし、「三笘の1ミリ」と話題を集めた。世界最高峰のリーグで1年目から定位置を確保し、左サイドで鋭いドリブルから好機を演出。豪快なミドルシュートをたたき込むなど進境著しい。
 注目度はうなぎ登りで、英メディアでは、推定市場価格は3100万ポンド(約50億円)とも報じられ、冨安健洋のアーセナルが関心を示しているとされる。本人は「プレッシャーもうまく楽しめている。より注目してくれればうれしい」と歓迎。慢心とは無縁の様子で「毎週、アシストか得点できればいい」と貪欲に語る。
 日本選手の1シーズン最多得点は、2012~13年にマンチェスター・ユナイテッドの香川真司(C大阪)、17~18年にレスターの岡崎慎司(シントトロイデン)がマークした6。三笘は記録を塗り替え、2桁得点まで手が届くか。

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