前田健太 レンジャーズ戦先発も 3回途中6失点でマウンド降りる

東京, 04月19日 /AJMEDIA/

大リーグ、タイガースの前田健太投手は18日レンジャーズ戦に先発し、立ち上がりから毎回の3本のホームランを打たれて3回途中6失点でマウンドを降り、移籍後初勝利は今回もなりませんでした。

今シーズンまだ勝ち星がない前田投手は、本拠地のデトロイトで行われた昨シーズンのワールドチャンピオン、レンジャーズとの試合で4回目の先発のマウンドに立ちました。

1回、昨シーズン、ホームラン29本、100打点をあげた1番のシミエン選手に甘く入った速球を捉えられ、先頭打者ホームランを打たれました。

コントロールに苦しむ前田投手は続く2回、先頭打者にフォアボールを与えたあとタイムリーツーベースを打たれ、さらにツーランホームランを浴びてこの回3点を失いました。

そのウラ、チームが4点を返して同点に追いつきましたが、3回も4番のガルシア選手に高めに浮いた変化球をレフトスタンドに運ばれ再び勝ち越しを許しました。

このあと味方のエラーもあってさらに1点を失ったところでマウンドを降り、移籍後初勝利は今回もなりませんでした。

前田投手は2回と3分の2イニング、63球を投げて打たれたヒットは7本、フォアボールは2つ奪った三振は2つで6失点でした。

防御率は7.64となりました。

4回にタイガースが同点に追いついたため前田投手に黒星はつかず通算成績は0勝1敗です。

試合はタイガースが7対9で敗れました。

またレッドソックスの吉田正尚選手は18日、本拠地のボストンで行われたガーディアンズ戦に2試合続けて出場しませんでした。

レッドソックスは4対5で敗れました。

前田投手 手術後フォームの模索続く
前田投手は試合後に取材に応じ「いいボールが全然なかったので苦しいピッチングになってしまった。改善すべきところがたくさんあると思う。いい感覚を早く取り戻したい」と振り返りました。

2021年に右ひじのじん帯を修復するトミー・ジョン手術を受けた前田投手は、昨シーズン復帰したあともフォームを模索しながらのピッチングが続いているということで「いろいろ考えながら投げていかないといけない部分がある。自分の感覚的には『これだ』というものがない。少しずつよくはなりつつはあるが、こういうふうに悪い日があったり、いい日があったり、まだバラつきがある」と明かしました。

その上で「自分の投球内容が負けにつながってしまったと思う。野手に申し訳ない気持ちもあるし、なんとか次、やり返せるように自分のピッチングで勝ちを持ってこれるような内容にしていきたい」と話していました。

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