パリパラリンピック 競泳 鈴木孝幸が代表に内定 6大会連続

東京, 03月09日 /AJMEDIA/

パリパラリンピックの代表選考会となる大会で、6大会連続のパラリンピック出場を目指す37歳の鈴木孝幸選手が男子50メートル自由形、運動機能障害のクラスで、37秒86のタイムで派遣基準記録を突破し、パリパラリンピックの代表に内定しました。

鈴木孝幸選手とは
パラ競泳で6大会連続のパラリンピック出場となる鈴木孝幸選手は浜松市出身の37歳。

生まれた時から両足と右手がなく左手の指にも障害があり、運動機能障害の10クラスのうち、4番目に障害が重いクラスです。

高校生になってから本格的にパラ競泳に取り組み始め、高校3年生の時にアテネ大会でパラリンピックに初出場しました。

続く2008年の北京大会では、50メートル平泳ぎで金メダルを獲得。

リオデジャネイロ大会ではメダルを逃し、一時、引退も考えましたが、2018年の国際ルールの変更によってより障害が重いクラスに変更になったことで、世界トップクラスとなりました。

鈴木選手は勤務先の海外研修制度を利用して2013年からイギリスの大学を練習拠点にして泳ぎを磨き、5大会連続のパラリンピック出場となった東京大会では100メートル自由形で金メダルを獲得するなど、出場した5つの種目すべてでメダルを獲得しました。

東京大会の後は練習拠点を国内に戻し「一番金メダルの可能性が高い種目にフォーカスしてトレーニングしていく」と去年の世界選手権は、50メートルと100メートル自由形、それに50メートル平泳ぎの3種目に絞って出場し、全種目で銅メダルを獲得しました。

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