オリックス 山下舜平大 ロッテとの練習試合で2イニング無失点

東京, 02月29日 /AJMEDIA/

プロ野球、パ・リーグで昨シーズン新人王に選ばれた、オリックスの山下舜平大投手が、およそ半年ぶりの実戦となったロッテとの練習試合で、2イニングを無失点に抑え、順調な仕上がりを見せました。去年は夏場に腰を痛めてチームを離脱していて、ことしはシーズンを通しての活躍を誓っています。

21歳の山下投手は、昨シーズン開幕戦の先発で初めて1軍のマウンドに上がりました。

最速160キロのストレートに鋭い変化球を交えたピッチングで勝ち星を重ねて9勝を挙げ、新人王に選ばれました。

しかし、8月末に腰を痛めチームを離脱していて、シーズンを通して活躍することができませんでした。

山下投手はシーズンオフから「1年間ベストパフォーマンスで投げきること」を目標に掲げ、1日5食で体重増加に励むなど、“最強の体”を目指してトレーニングに励んできました。

28日のロッテとの練習試合は、チームを離脱した去年8月以来の実戦でした。

すべての球種を投げた山下投手は、威力のあるストレートでバットを折ったほか、フォークボールで空振り三振を奪うなど、2イニングをヒット1本、無失点に抑えました。

20球と球数が少なかったということで、マウンドを降りたあと、そのままブルペンで変化球の回転などを確認しながら合わせて40球投げて、着々と調整を進めている様子でした。

山下投手は「いま出せる全力で投げることができた。すべての球種でよい感覚のボールがあったので増やしていきたい。1年間投げ抜いたうえで、去年よりよい成績を残してチームに貢献し、もう一度日本一になって喜びたい」と抱負を話していました。

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