F1とアゼルバイジャンGPが新たに3年契約を締結。2026年までレースを開催へ

東京, 5月1日, /AJMEDIA/

F1世界選手権とアゼルバイジャンGPは4月29日、新たに3年契約を締結したことを発表し、2026年シーズンまでF1アゼルバイジャンGPがF1カレンダーに残ることを明らかにした。

 ヘルマン・ティルケが設計した全長6km、20コーナーのバクー市街地サーキットは、長いストレートによってF1が開催されるサーキットのなかでも高速コースとして知られており、2016年に初のF1レースが行われた。

 2023年のアゼルバイジャンGPでは、シーズン中に予定されている6つのF1スプリントレースのうち、土曜日の全日程をスプリントに充てるという新フォーマットのもと、スプリント・シュートアウトと17周で争われるスプリントが行われ、スプリント・シュートアウトはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、スプリントはセルジオ・ペレス(レッドブル)がそれぞれトップで終えている。

 そんなアゼルバイジャンGPの開催延長が今回発表され、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは「バクー市街地サーキットはF1の開催地として絶大な人気を誇っており、常に大きなドラマを生み出し、近年では最もエキサイティングなレースのいくつかを開催してきた。アゼルバイジャンとの関係を拡大できることをうれしく思うとともに、ともに成長を続けていくことを楽しみにしている」と語った。

また、アゼルバイジャンのファリド・ゲイボヴ青年スポーツ大臣も「F1との継続的なパートナーシップを発表することができ、大変うれしく思う」と、その喜びを語っている。

「2016年に初めてこのイベントを開催して以来、このスポーツが私たちの街や国に与える経済的、社会的、文化的影響は顕著なものだった。F1アゼルバイジャンGPは、これからさらに3年間、我々を刺激し、ファンを興奮させ続けることになるだろう」

「過去6回のレースは、F1の長い歴史のなかで最高かつ、最もドラマチックなレースだった。今週末(2023年アゼルバイジャンGP)を皮切りに、今後3年間、国内外のF1ファンに“魔法”のような瞬間をもたらすことを楽しみにしている」

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