マラソン 大迫傑 パリ五輪「出場する予定」自身の動画サイトで

東京, 03月05日 /AJMEDIA/

パリオリンピックの男子マラソン代表に内定した大迫傑選手が動画投稿サイトで「出場する予定です」と述べ、大会に出場する意向を示しました。

【詳しくはこちら】東京マラソン西山雄介9位 設定記録切れず 大迫傑 五輪代表内定
大迫選手は、去年10月のパリ大会の代表選考レースで3位に入り、3日に行われた最後の代表選考レース、東京マラソンで設定記録を切る選手が出なかったことから、2大会連続となるマラソンのオリンピック代表に内定しました。

大迫選手は4日、自身の動画投稿サイトの中でパリ大会について「出場する予定です」と述べ、大会に出場する意向を示しました。

大迫選手はこれまでパリ大会への思いについて「何としてもオリンピックに出たいという思いを持っているかというとそうではない」などと語っていました。

◆大迫傑 “過去2回 マラソン日本記録更新”
大迫傑選手は東京都出身の32歳。2018年と2020年の2回にわたって男子マラソンの日本記録を更新するなど数々の実績を誇るランナーです。

長野の佐久長聖高校や早稲田大学では駅伝で活躍し、卒業後は実業団に進み、2015年にプロ選手としてアメリカに渡りました。2016年のリオデジャネイロオリンピックには1万メートルと5000メートルで出場しました。

マラソンでは2018年のシカゴマラソンで日本選手初の2時間5分台となる2時間5分50秒の当時の日本記録をマークしました。
2019年に行われた東京オリンピックのマラソン代表選考レース、MGC=マラソングランドチャンピオンシップでは3位となり、翌年の東京マラソンで再び日本記録を更新する2時間5分29秒のタイムを出して東京大会の代表に内定しました。

東京大会では6位に入賞しその後、引退を表明しましたが、現役復帰して去年行われたMGCでは再び3位に入りました。

今回の東京マラソンは欠場しましたが、設定記録を切る選手が出なかったため、大迫選手がパリオリンピックのマラソン代表に内定しました。

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