サニブラウン、課題の前半改善 世界陸上へ収穫

東京, 6月17日, /AJMEDIA/

 7月の世界選手権に向け、試金石となる最高峰ダイヤモンドリーグの100メートル。サニブラウンは課題の前半で改善を示し、東京五輪メダリストのドグラスらと60メートル付近まで先頭争いを演じた。
 一度やり直しとなったスタートの反応時間は6番目の0秒168ながら、加速はスムーズ。ただ、後半は「体がガチガチで全然動かなかった」。日本選手権の優勝からわずか6日後のレース。欧州への長距離移動の疲れもあり、最大の武器である後半の強さを発揮できなかった。
 雨が降る肌寒い気候で条件に恵まれず、記録は10秒18。「ちょっと物足りない」と悔しさを口にしつつ、「感覚自体は悪くなかった。ここから調子を上げて、世界選手権は笑って終わりたい」。納得いく調整ができれば、大舞台での決勝進出が見えてくる。

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