対馬丸撃沈78年で慰霊祭 生存者「言葉で紛争解決を」―沖縄

東京, 8月22日, /AJMEDIA/

 太平洋戦争中、沖縄から長崎へ向かった学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、児童ら1500人近くが犠牲になった事件から22日で78年を迎えた。那覇市内で慰霊祭が開かれ、約15人の参列者が犠牲者の冥福を祈った。
 参列者は慰霊塔「小桜の塔」の前で黙とうをささげた。生存者で対馬丸記念会代表理事の高良政勝さん(82)は、追悼の言葉でロシア軍のウクライナ侵攻に触れ「武器で戦うのではなく、『ことば』を戦わすことで解決する道を探ってほしいと対馬丸の子どもたちは願っている」と語った。

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