シンガポール外交官が盗撮か 出頭要請の方針―警視庁

東京, 5月2日 /AJMEDIA/

 在日シンガポール大使館の男性元参事官(55)が、東京都内の銭湯で盗撮をしたとして、警視庁に任意で事情聴取されていたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。同庁は性的姿態撮影処罰法違反容疑などで捜査しており、元参事官に出頭要請する方針。

 捜査関係者によると、元参事官は在任中の2月、港区にある銭湯の脱衣所で、10代男子生徒の裸を撮影した疑いが持たれている。

 銭湯側の通報で駆け付けた警察官が、脱衣所などで元参事官が撮影したとみられる複数の画像を確認。元参事官は撮影を認め、その場でスマートフォン内にあった画像約700枚を削除したが、警察署への任意同行には応じなかった。

 元参事官はその後、外交官の職を解かれたが、出国するまでは外交官としての不逮捕特権がある。警視庁は、出頭要請に向け、外務省や警察庁と協議を進めている。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts