デザイン担当は女王 デンマーク、映画制作で

東京, 9月18日, /AJMEDIA/

【ロンドン時事】デンマークの女王マルグレーテ2世が、新たに制作される映画作品でセットデザインを担当することになった。制作元の米動画配信大手ネットフリックスが発表した。

 映画は、デンマークを代表する作家カレン・ブリクセンの恋愛ファンタジー小説「エーレンガート」を映像化したもの。カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを2度受賞したデンマークの名匠ビレ・アウグスト氏が監督を務める。

 女王は1972年に即位。70年以来、絵画や舞台芸術などの芸術活動に携わり、デンマーク舞台美術デザイナー協会の名誉会員でもある。映画では衣装やデコパージュ(装飾手芸)などを担当するという。

 女王は声明で「ブリクセンの美しいストーリーや想像力、豊かなイメージを想起させる世界観に魅了されてきた。映画で物語の世界を実現するのを楽しみにしている」と語った。映画は2023年に世界配信される。

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