東・ウクライナに懸念表明 日伯首脳、気候変動で連携―共同声明、「中国」触れず

東京, 5月4日 /AJMEDIA/ 岸田文雄首相は3日午前(日本時間同日夜)、ブラジルのルラ大統領と首都ブラジリアの大統領府で会談し、共同声明を発表した。領土保全や武力行使禁止など国連憲章の原則を順守する重要性を強調し、中東情勢に「深刻な懸念」、ウクライナ情勢に「重大な懸念」を表明。地球温暖化対策での連携を打ち出した。  パレスチナの国連正式加盟を支持する方針も示した。ウクライナ関連では核の使用や威嚇を認めず、「公正かつ永続的な平和」に向けた外交努力を訴えた。  一方で、日本が懸念を強める中国の覇権主義的な動きへの直接の言及はなかった。海洋秩序を定めた国連海洋法条約を支持する立場は明記したが、「中国」や「南シナ海」といった文言は入らなかった。中国はブラジルの最大の貿易相手国で、密接な関係を持つことが背景にあるとみられる。

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「金利のある世界」じわり 普通預金上げ、一部住宅ローンも―銀行業界

東京, 5月4日 /AJMEDIA/  大手銀行や地方銀行が、3~4月に普通預金の金利を相次いで引き上げた。日銀によるマイナス金利政策の解除を踏まえたもので、約17年ぶりの動きだ。貸し出しでも一部ネット系銀行が住宅ローンの変動型金利を上げており、じわりと「金利のある世界」が戻りつつある。  「ゲームチェンジだ」。3月に日銀が短期金利の誘導目標を「0~0.1%程度」のプラス圏に据えると、みずほフィナンシャルグループの木原正裕社長ら銀行界から歓迎の声が上がった。長年の超低金利環境が解消すれば、資金調達時の金利と貸出金利の差である「利ざや」で稼ぐ銀行本来の業務が復活する。  木原氏は「ビジネスの原資として預金を持つ重要性が一層増す」と強調。三菱UFJや三井住友、みずほなど大手行や地銀は足並みをそろえ、普通預金金利を従来の0.001%から0.02%に改定した。日銀によると、4月初めの時点で利率を上げた金融機関は7割強に上った。  日銀が今後も利上げをしていけば、金利やサービスの差別化で「(各行による預金の)獲得競争が活発化することは十分にあり得る」(全国銀行協会の福留朗裕会長=三井住友銀行頭取)と指摘される。  一方、家計や企業活動を圧迫する貸出金利の引き上げには様子見姿勢が強い。大半の銀行は、住宅ローンの変動金利や短期の企業向け融資の基になる短期プライムレート(最優遇貸出金利)を据え置いたままだ。  ただ、低金利の住宅ローンを売りにしてきた住信SBIネット銀行は短プラを5月から1.775%(従来1.675%)に引き上げた。イオン銀行や、市場金利に連動させている楽天銀行も5月の住宅ローン変動金利を上げるなど、改定の動きも出つつある。  変動金利型は新規の住宅ローンの8割を占める。金利上昇時の激変緩和の仕組みによって毎月の返済額急増が抑えられる場合も多いが、返済総額は膨らむため家計の負担は増える。日銀の追加利上げ時には多くの銀行が短プラを上げるとみられており、日銀の「次の一手」に注目が集まる。

日中韓ASEAN、新融資創設 自然災害、パンデミック対応強化

過度な動き「ならす必要も」 円安、介入コメントせず―鈴木財務相

琉球泡盛、若者・海外に活路 出荷減で危機感―沖縄

洋上風力、地元に経済効果 30年度までに発電量上積み―東電RP社長

唐十郎さん死去、84歳 アングラ旗手、劇作家・演出家

東京, 5月5日 /AJMEDIA/  アングラ演劇の旗手として知られた劇作家・演出家で、俳優の唐十郎(から・じゅうろう、本名大※〈※雨カンムリに鶴〉義英=おおつる・よしひで)さんが4日午後9時1分、急性硬膜下血腫のため東京都内の病院で死去した。84歳だった。  東京都出身。明治大卒業後に劇団「状況劇場」を主宰し、1967年、東京・新宿の花園神社で、境内に仮設した「紅(あか)テント」での公演を初めて行った。88年に解散し「劇団唐組」を旗揚げ後も、独特のスタイルでの野外上演を各地で続け、テント公演は自身の演劇活動やアングラ演劇の代名詞となった。  代表作に、岸田國士戯曲賞を受賞した「少女仮面」や鶴屋南北戯曲賞などを受けた「泥人魚」など。並行して小説も執筆し、83年に「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞した。2021年、文化功労者に選ばれた。

「危険運転」基準値が焦点 速度・アルコール濃度―法務省検討会、法改正を視野

ブラジル南部で豪雨、39人死亡 岸田首相も連帯表明

朝日記者を追悼 阪神支局襲撃から37年―兵庫

護憲派「国民求めていない」 岸田首相へ期待の改憲派―憲法記念日で集会・東京

米インド太平洋軍司令官が交代 中国の覇権主義に対応

東京, 5月4日 /AJMEDIA/ 米インド太平洋軍は3日、ハワイ州のパールハーバー・ヒッカム統合基地で司令官交代式典を開催し、パパロ新司令官が就任した。覇権主義的な動きを強める中国への対応が最大の課題となる。  パパロ氏は式典で演説し「われわれは中国の強引で拡張主義的な主張に対処する用意ができていなければならない」と強調。「自由で開かれたインド太平洋を維持するため、同盟国や友好国と協力していく」と力を込めた。  オースティン国防長官も「中国はインド太平洋を支配しようという意志と能力を持つ唯一の国であり、国際秩序を独裁的なビジョンに合わせて書き換えようとしている」と指摘。米兵に対して「献身とチームワーク」を求めた。

欧州、「脱米国依存」を模索 対ロシア防衛、団結課題―米大統領選

エジプトに代表団派遣へ 休戦交渉、合意へ「前向き」―ハマス

定例会見にマーク・ハミルさん登場 「スター・ウォーズの日」前に―米ホワイトハウス

米下院議員を収賄で起訴 外国企業から9000万円―司法省

エイやサメにヒトと同じく“苦み”センサー 明大などのチーム

東京, 5月5日 /AJMEDIA/ エイやサメの仲間には、ヒトと同じように苦みを感じるセンサーがあることが明治大学などの研究で明らかになりました。苦みのルーツは、ヒトの祖先にあたる原始的な魚類からエイやサメの仲間が分かれたおよそ4億5000万年前にさかのぼる可能性があるとしています。 味覚の起源を調べている明治大学などの研究チームは、ヒトにも存在し、苦みを感じるセンサーを発現させる働きをする遺伝子「TAS2R」をエイやサメの仲間のアカエイやイヌザメから見つけ、この遺伝子が口の中にある「味(み)らい」と呼ばれる感覚器官で発現することも突き止めたとこのほど発表しました。 ヒトの祖先にあたる原始的な魚類からエイやサメの仲間が分かれたのはおよそ4億5000万年前の古生代にさかのぼることから、苦みを感じるセンサーはこのころすでに存在していた可能性があるとしています。 当時、原始的な魚類が新たに「あご」を獲得してさまざまなものを食べられるようになったことから、有害なものを誤って摂取しないために苦みを感じるセンサーが発達したのではないかと推察しています。 明治大学の糸井川壮大 客員研究員は「およそ4億5000万年前に獲得した苦みセンサーのおかげで、現代の私たちがビールやコーヒーの苦みを味わって楽しい食生活を送っていると考えるとおもしろい」と話していました。

中国 月の裏側の岩石採取・回収する無人の探査機 打ち上げ成功

ヒト細胞のマウスの肺を別のマウスに移植 血流再開の実験成功

「H3」ロケット 3号機打ち上げを6月30日に計画 JAXA発表

<生き物ヒトとなり>(105)イヌビワとイヌビワコバチ 花粉運びで”専属契約“

スマートホームが心配や不安を拭い去る–ソニーグループの「MANOMA(マノマ)」が実現する未来

東京, 5月3日 /AJMEDIA/  テクノロジーを活用して、ビジネスを加速させているプロジェクトや企業の新規事業にフォーカスを当て、ビジネスに役立つ情報をお届けする音声情報番組「BTW(Business Transformation Wave)RADIO」。スペックホルダー 代表取締役社長である大野泰敬氏をパーソナリティに迎え、CNET Japan編集部の加納恵とともに、最新ビジネステクノロジーで課題解決に取り組む企業、人、サービスを紹介する。  ここでは、音声番組でお話いただいた一部を記事としてお届けする。今回ゲストとしてご登場いただいたのは、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル 代表取締役社長の木村真也氏。スマートホーム普及の鍵を握るライトユーザーに最もリーチしやすい会社の1つとも言えるソニーグループの取り組みについて聞いた。

「rabbit r1」を1日使ってみた–ビジュアル検索は秀逸だが気になる点も

Beats、「Solo」シリーズに超小型完全ワイヤレスが登場–ヘッドホン「Solo 4」も

認知症の課題解決を「音で」目指す塩野義製薬とPxDT–共創で得た「3つの学び」を紹介

水泳用スマートゴーグル「Smart Swim 2」を体験–眼前のデータでやる気アップ

角田、スプリント8位入賞 予選は10番手―F1マイアミGP

東京, 5月5日 /AJMEDIA/ 自動車のF1シリーズ第6戦、マイアミ・グランプリ(GP)は4日、米フロリダ州マイアミで約100キロの距離で争う今季2度目のスプリントが行われ、RBの角田裕毅は8位で1ポイントを獲得した。同僚のダニエル・リカルド(オーストラリア)も4位(5ポイント)と健闘し、RBはスプリントで計6ポイントを得た。  5日の決勝に向けた公式予選で角田は上位10台による3次予選(Q3)に進出して10番手となった。ポールポジション(PP)はマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)で開幕から6戦連続。

高井、光る安定感 決勝点の起点にも―サッカー五輪予選

ボルトの9秒58、更新可能性も? 世界記録見据える米国勢―陸上100メートル

今永、防御率断トツ0.78 快投左腕に集まる注目―米大リーグ・カブス

井上拓、兄弟防衛期す ユーリ阿久井、武居らも世界戦―ボクシング

エジプトに代表団派遣へ 休戦交渉、合意へ「前向き」―ハマス

東京, 5月4日 /AJMEDIA/ イスラム組織ハマスは3日、声明を出し、エジプトの首都カイロに4日、代表団を派遣すると発表した。パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとハマスの戦闘休止や人質解放を巡る間接交渉を継続するためと説明。合意に向け「前向き」に取り組む姿勢を示した。  ハマスは、イスラエルと仲介国エジプトが提示した休戦案に対し、文書で回答するとみられている。米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は3日にカイロ入りしており、間接交渉が最終局面を迎える可能性がある。

ガザ休戦案に「否定的」 ハマス、交渉継続方針

戦闘続くガザ地区 “イスラエル軍がラファを空爆 19人死亡”

休戦案受け入れ「可能性低い」 近く正式回答―ハマス

ガザ休戦案で協議か エジプト代表団がイスラエル入り

神戸 だんじりに挟まれイベント参加者男性が頭の骨折る大けが

東京, 5月5日 /AJMEDIA/ 神戸市東灘区で行われただんじりのイベントで、参加していた男性がだんじりに挟まれて頭の骨を折る大けがをしました。 警察によりますと、4日午後1時半ごろ、神戸市東灘区で行われただんじりのイベントで、参加していた40代の男性が2台のだんじりの間に挟まれました。男性は、病院に搬送され、頭の骨を折る大けがだということです。 当時、2台のだんじりを勢いよく近づけて直前で止めるパフォーマンスをしていた時に、2台が接触し、男性が挟まれたということです。警察が目撃者に話を聞き、詳しい状況を調べています。 現場は、JR摂津本山駅の北側の交差点です。

長崎 五島列島に伝わる「バラモン凧」のたこ揚げ大会

ピアニストのフジコ・ヘミングさん死去「奇蹟のカンパネラ」

ことしの「春の叙勲」 受章者が発表 あわせて4107人

囲碁「十段戦」井山二冠が芝野二冠に勝ち 三冠返り咲きへ

ルビーのような澄んだ色 アゼルバイジャンの「ザクロ」ワイン

東京, 12月25日, /AJMEDIA/ 宝石のような赤い実がたくさん詰まった果物、ザクロ。世界有数の産地、アゼルバイジャン共和国ではザクロワインの醸造が盛んだ。栄養豊富なザクロを使ったその甘酸っぱい味わいは、年末のホームパーティーにもおすすめだ。 うっとりするような澄んだ深紅のルビー色。口に含むと、鮮やかな甘酸っぱさが広がった。 「ワインが苦手な人でも飲みやすくて、ザクロ本来の果実味を楽しむことができます」 ザクロワインの魅力をこう語るのは、父がアゼルバイジャン人、母が日本人という、カランタル玲於(れお)さん(25)。東京・八王子で生まれ育ち、大学卒業後、アゼルバイジャンのワインや食品を取り扱う商社で働き、同国の食文化を伝えている。 栄養豊富な果実酒 カランタルさんが働く「TET INTERNATIONAL DEVELOPMENT」(東京都品川区)は昨年11月、グロイシャという品種のザクロを使ったアゼルバイジャン産の「アグス ポメグラネートワイン プレミアム」(1本3245円)の販売を日本で始めた。 ザクロワインは、果実を圧搾してジュースにした後、アルコール発酵と熟成などを経て造られる。しっかりとした果実味を感じる味わいに加え、ザクロ由来の栄養面でも注目されており、「むくみや高血圧の予防に効果的なカリウムや、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用などがあるエラグ酸などが含まれている」(カランタルさん)という。 都内を中心にイベント出店し、ザクロワインの味と魅力を伝えるカランタルさん。その際必ず、世界地図を携えて、アゼルバイジャンの風土や魅力を伝えている。 カスピ海西岸の南カフカス(コーカサス)地方に位置し、北はロシア、南はイランとも国境を接する。隣国との交流から多様な食文化が育まれ、肉料理、特にケバブが名物。同じ南カフカス地方にあるジョージア、アルメニアとともに、ワイン発祥の地ともいわれている。 名産のザクロはワインだけでなく、煮詰めて料理のソースにするなど、身近な食材なのだという。 首都バクーは歴史的建造物と、高層ビルとが入り交じり、独特の景観をなす。「親日国で、自動車レースのF1グランプリや格闘技の大会も開かれる人気の観光地です」 隣国アルメニアとの紛争は和平へと進み始めた。カランタルさんは「対立によってこれまで多くの人が命を落とした。平和な状況が続いてほしい」と祈っている。ロシアのウクライナ侵攻の影響で落ち込んだワインの輸出も回復しているといい、「食を通じてアゼルバイジャンのことをもっと知ってもらいたい」と語った。

アゼルバイジャン:アルメニアと深まる対立、万博に仲良く出展していたのは遠い過去

【アゼルバイジャン共和国・バクー事務所発】現地レポート その2

世界旅行ツーリズム協議会、宿泊施設向けに「サステナビリティ検証」できるスキーム開発、達成すべき基礎的な12項目に焦点

アゼルバイジャンに行ってきます!

ヘイダル・アリエフはアゼルバイジャン現代国家の救世主であり創設者である

東京, 12月12日, /AJMEDIA/ 前世紀の 90 年代初頭、アゼルバイジャンが国家の独立を回復した後、我が国に暗雲が立ち込めました。 アルメニアの侵略の一方で、誤った政策の結果、アルメニアは内戦に巻き込まれ、アゼルバイジャンを奈落の底に導いた。 殉教者の血を犠牲にして回復されたアゼルバイジャンの国家独立は危機に瀕していた。 当時、この国をこの困難な状況から抜け出すことができたのは、国政の経験が豊富で、決意と意志の強い人物だけでした。 このような困難な時期に、アゼルバイジャン国民の唯一の希望は、当時ナヒチェヴァンに住んでいた偉大な指導者ヘイダル・アリエフでした。 アゼルバイジャンの人々は、彼だけが我が国をこの困難な状況から救えると考えていました。 間違いなく、偉大な指導者が当時権力を握っていなかったら、今日のアゼルバイジャンがどのようになっていたかを想像するのは非常に困難だったでしょう。 1993 年 5 月から 6 月にかけて、内戦の脅威と国内の独立喪失のため、アゼルバイジャン国民はヘイダル・アリエフを権力の座に就かせるよう要求した。 状況が日に日に緊迫する中、当時の国の指導部はこの天才政治家をバクーに招聘せざるを得なくなった。 このように、ヘイダル・アリエフはあらゆるリスクを考慮して国民の呼びかけに応えた。…

アゼルバイジャンを救うために作られた新しいアゼルバイジャン
彼の党は国際的に大きな影響力を持つ政治団体となった

アゼルバイジャンの国父ヘイダル・アリエフ元大統領
―共和国繁栄の功労者―

国家指導者ヘイダル・アリエフとアゼルバイジャンの国家思考

国家指導者ヘイダル・アリエフ氏が大統領に初当選してから30年