アゼルバイジャン:アルメニアと深まる対立、万博に仲良く出展していたのは遠い過去

東京, 10月19日, /AJMEDIA/

<万博開催を日本、ロシアと三つ巴で争ったアゼルバイジャンは「火の国」。首都バクーで建設されている世界一高いビルの完成はいつ?>

新型コロナウイルスの流行も収まり、アフターコロナでインバウンド・アウトバウンドともに旅をしたい人々が世界にはあふれる。そうした中、日本は2025年大阪・関西万博の開催を控え、国際理解、多文化共生の機運が高まっている。世界各国から150を超す国・組織が既に参加を表明。「そんな国あったんだ」と驚くこともあるだろう。各国パビリオンの目玉の展示はなにか。世界中の珍しい装飾品や民芸品、美味しい食べ物が一堂に会するまたとない機会だ。連載では、参加表明をしている各国を、手軽にさくっと理解できるように紹介していく。

ロシアによるウクライナ侵攻から1年半が経過した今、その混乱や不協和は近隣諸国の和平にも緊張と混乱を及ぼしている。ロシアと北で接するアゼルバイジャンは長年、隣国アルメニアと紛争問題を抱えてきた。9月に入って軍事攻撃に出たアゼルバイジャン、なぜこのタイミングだったのか。20年前に開催された「愛・地球博」では共同でパビリオンを出していた2カ国の関係は修復し難いのか。

大国に囲まれ、複雑な事情を抱えるアゼルバイジャンの横顔を3分で読み解く。

Newsweek

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