東京, 6月13日, /AJMEDIA/
【ニューヨーク時事】性犯罪で起訴された米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告（２０１９年に勾留中に死亡）に関する集団訴訟で、米金融大手ＪＰモルガン・チェースは１２日、元被告の被害女性らと和解することで基本合意したと発表した。米メディアによると、和解金は計２億９０００万ドル（約４００億円）に上る。
ドイツ銀が巨額和解金支払いへ 性犯罪の富豪巡る訴訟で―米報道
一連の性的搾取事件を巡り、被害女性らから訴えられたドイツ銀行は先月、７５００万ドル（約１００億円）の和解金を支払うことで合意していた。
被害女性らは昨年１１月、ＪＰモルガンが元被告との取引により性的搾取を助長したとして、同行をニューヨークの連邦裁判所に提訴。元被告が保有していた同行の口座から被害女性らに現金が支払われたと主張している。元被告は１９９８年ごろ、同行の顧客となり多数の口座を保有していたとされる。
同行は「この和解がすべての関係者、特に被害女性らにとって最善の利益となることを信じている」と表明した。
