東京, 5月2日 /AJMEDIA/
中国南部・広東省梅州市の高速道路で１日未明に起きた路面の崩落事故で、地元当局は２日、死者数が３６人になったと発表した。中国メディアが報じた。
事故は１日午前２時（日本時間同３時）すぎに発生し、全長約１８メートルにわたって道路が崩落。車両２３台が巻き込まれ、一部の車は炎上するなどした。３０人が負傷したが、命に別条はないという。広東省は最近、記録的大雨に見舞われており、豪雨の影響で地盤が緩んでいたことが崩落原因だった可能性がある。
中国では１日から労働節（メーデー）に伴う大型連休が始まり、国内移動が増えていた。習近平国家主席は事故を受け、現場での救助活動や負傷者の治療などに全力を尽くすよう求める「重要指示」を出した。
