米大統領、反戦デモの暴徒化非難 中東政策変えず―緊急演説で表明

東京, 5月3日 /AJMEDIA/

バイデン米大統領は2日、ホワイトハウスで緊急演説を行い、全米の大学で過激化した反イスラエルデモについて「暴力的な抗議活動は保護されない。違法だ」と非難した。デモによって中東政策の変更を検討するか記者団に問われると、「ノー」と否定した。

 米各地の大学では、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに反対する学生らの抗議活動が拡大。一部は校舎の破壊や占拠、反対派グループとの衝突といった暴力行為に発展し、ニューヨークのコロンビア大やカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)などで警察が強制排除に乗り出す事態となった。

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