EU加盟は「自然な流れ」 ウクライナ駐日大使が講演

東京, 7月7日, /AJMEDIA/

 ウクライナのコルスンスキー駐日大使は6日、同国が欧州連合(EU)加盟候補国となったことについて「もともと属していた欧州に戻るという動きで、自然な流れだ」と述べ、早期の加盟実現への期待を示した。ロシアの侵攻を受ける自国の情勢について、東京都内で講演した。
 この中で大使は「今のロシアの行動を許せば、国際社会は無力だと考えた国が、自国の目的達成のため武力に訴える可能性が高まる」と主張。中国を念頭に、ウクライナ危機が東アジアの安全保障環境に悪影響を及ぼすことに警鐘を鳴らした。「現在、単独で防衛できる国はない」とも指摘し、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟申請を歓迎した。

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