観光船事故、4人発見 知床岬先端、意識不明―捜索続く・北海道

東京, 4月24日, /AJMEDIA

 北海道・知床半島沖で26人乗りの観光船「KAZU I(カズワン)」(19トン)が浸水した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は24日、知床岬の先端で4人を発見、救助したと発表した。4人は病院に搬送されたが、いずれも意識がないという。
 現場海域の海面水温が2~3度ほどと低く、前日に消息を絶ってから長時間が経過。海保などは夜を徹して捜索を続け、安否が分からない乗船者や船体の発見を急いでいる。
 同本部によると、24日午前5時すぎ、知床岬の先端近くの海面で3人が浮かんでいるのを発見。同45分ごろには付近の岩場で1人が見つかった。
 観光船は23日午後1時20分ごろ救助を要請。「船首が浸水し、30度くらい傾いている」と報告し、通報から約1時間後に連絡が取れなくなった。子ども2人を含む乗客24人と船長、甲板員の乗員2人は救命胴衣を着用していたとみられる。

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