秦外相に反乱説明か ロシア外務次官が訪中

東京, 6月26日, /AJMEDIA/

【北京時事】中国外務省によると、秦剛国務委員兼外相が25日、北京でロシアのルデンコ外務次官と会談した。中ロ関係や「共通の関心事である国際・地域問題」について意見交換したとしている。詳細は不明だが、訪中したルデンコ氏が、ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者プリゴジン氏による反乱について説明した可能性もある。
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 中国はロシアによるウクライナ侵攻を巡って「中立」を標ぼうしているが、対ロ制裁に反対するなど「ロシア寄り」の動きが目立つ。一方で、和平交渉の「仲介役」として関与する姿勢を示しており、今回の反乱が戦況に与える影響を注視しているとみられる。
 中国政府は反乱への公式見解を示していなかったが、25日夜に外務省報道官コメントを発表。一連の動きが「ロシアの内政」に属し、「中国はロシアの国家安定の維持と発展を支持している」とし、プーチン政権への支持を改めて表明した。

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