東北北部、断続的に大雨 前線停滞、厳重警戒―気象庁

東京, 8月10日, /AJMEDIA/

 東北地方北部と北海道南部では10日も津軽海峡付近に停滞する前線の影響で雨が降った。午前は秋田県で断続的に大雨となり、青森県とともに一部で引き続き土砂災害警戒情報が出された。前線は今後1週間程度停滞するとみられ、気象庁は東北北部では大雨による土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
 青森県深浦町では10日午前3時50分までの24時間雨量が325ミリ、秋田県八峰町では午前6時40分までの同雨量が202ミリに上った。同県男鹿市の男鹿真山では午前10時50分ごろまでの1時間雨量が64.5ミリとなり、いずれも地点ごとの最多記録を更新した。
 国土交通省などによると、青森県板柳町では岩木川が氾濫する恐れがあり、弘前市の一部地域への「緊急安全確保」発令も午前中まで続いた。
 11日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北日本海側150ミリ、同太平洋側80ミリ。その後、12日午前6時までの同雨量は、東北日本海側100~150ミリ、同太平洋側50~100ミリ。

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