東京, 4月19日, /AJMEDIA
18日午後3時45分ごろ、佐賀県沖の有明海北部で、小型機がレーダーから消えたと自衛隊から海上保安庁に連絡があった。第7管区海上保安本部などによると、巡視艇などが乗員とみられる3人を救助したが、うち1人の死亡が確認された。国土交通省は小型機が不時着したとして、航空事故に当たると判断。運輸安全委員会が調査官2人を指名し、原因を詳しく調べる。
同本部などによると、3人は80代の男性2人と60代の男性1人で、いずれも佐賀市内の病院に搬送された。このうち80代の男性1人が死亡し、別の80代男性が意識不明。60代男性は搬送時に意識があったという。
国交省によると、不時着したのは阿蘇場外離着陸場(熊本県阿蘇市)を出発した3人乗りの小型機で、同離着陸場に戻ってくる予定だった。
佐賀県の防災ヘリや福岡県警のヘリなども捜索を実施。3人は午後6時~同20分ごろ、佐賀空港の南約15キロの海上で救助された。機体は見つかっていない。