巡査部長が飲酒運転 容疑で書類送検、依願退職―大阪府警

東京, 4月20日, /AJMEDIA/

飲酒運転をしたとして、大阪府警は19日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、枚方署刑事課の男性巡査部長(40)を書類送検した。その運転中に物損事故を起こしたとして停職6カ月の懲戒処分とし、巡査部長は同日付で依願退職した。
 府警監察室などによると、巡査部長は2月、出勤途中に酒気を帯びた状態で自家用車を運転し、高槻市大塚町のペットショップの駐車場でフェンスを突き破る事故を起こした。巡査部長は前夜、同僚と枚方市内で焼酎の水割りなどを飲み、大阪市内でも飲酒したという。
 府警はマイカー通勤を原則禁止しているが、巡査部長は無許可で運転していた。事故後、巡査部長は自ら110番したが、駆け付けた高槻署員に「会社員」と職業を偽った。巡査部長は府警の調べに「飲酒運転したこともあったので、警察官と知られたくなかった」と語ったという。
 熱田好司・府警監察室長の話 警察職員としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。今後、職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努める。

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