仏検察、五輪契約巡り代理店も捜索 パリ組織委は潔白主張

東京, 6月22日, /AJMEDIA/

【パリ、ロンドン時事】2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会が発注した契約を巡る捜査で、フランス検察は21日、新たにパリ市内のスポーツ代理店を家宅捜索した。
パリ組織委、潔白を主張 本部への家宅捜索受け

 代理店はコンサルタント業務などを手掛けるケネオ社。検察は、組織委や五輪関連施設の建設公社の契約に絡んだ公金横領や便宜供与などの疑いで捜査を進めており、20日にはパリ郊外サンドニの組織委本部や公社を捜索していた。
 組織委は、20日の家宅捜索を受けて声明を出し、これまでに会計検査院などから何度も監査を受けて、「わずかな不正行為も指摘されていない」と潔白を主張。発注した数百件の契約の透明性と妥当性を確保するため、その活動を監督する監査委員会と倫理委員会を設置しており、「厳格な手続きの有効性を実証している」と訴えた。

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