ロシア下院、「対日戦勝記念日」法案可決 9月3日、制裁に対抗措置

東京, 6月21日, /AJMEDIA/

ロシア下院は20日、9月3日を「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」とする法案を可決した。上院で承認後、プーチン大統領の署名で成立する見通し。
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 法案は昨年2月のウクライナ侵攻開始後、日本が対ロシア制裁を発動したのを受け、ロシア上下両院議員団が提出。「非友好的」な日本への対抗措置だと主張していた。
 プーチン氏はかねて、ロシア国民の愛国心を自身の求心力に利用。2010年、日本が1945年に降伏文書に調印した9月2日を「第2次大戦終結の日」に決めた。その後、この記念日をソ連時代の「対日戦勝記念日」に合わせて9月3日に移動。昨今の日ロ関係悪化を踏まえ、名称も変更する見込みとなった。

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