東京, 8月11日, /AJMEDIA/
トランプ前米大統領は10日、一族が運営する企業「トランプ・オーガニゼーション」の不正疑惑を調べるニューヨーク州のジェームズ司法長官の求めに応じ、ニューヨーク市内の長官事務所を訪問したが、証言を拒否した。米メディアが伝えた。
今回のトランプ氏への調査は、民事として行われた。一族企業の不正疑惑をめぐっては、検察も刑事捜査を進めており、2021年には法人としての同社と幹部が脱税で起訴されている。
ニューヨーク・タイムズ紙によれば、「トランプ氏は証言したがった」が、弁護士らが拒否するよう説得した。今回の証言が刑事事件の証拠として扱われ、トランプ氏の訴追につながるのを警戒した可能性がある。