ソ連崩壊後、米国は「傲慢に」 ゴルバチョフ元大統領

東京, 12月25日, /AJMEDIA/

ゴルバチョフ元ソ連大統領は、1991年のソ連崩壊後、米国が「傲慢(ごうまん)かつ自信過剰」になったことが、米国主導の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)の拡大につながったと主張した。ロシア通信が24日に報じた。ソ連崩壊から25日で30年となる。
 ゴルバチョフ氏はソ連崩壊後に西側、特に米国で「勝利の雰囲気」が広がり、米国は傲慢かつ自信過剰になったと指摘。ソ連と米国は一緒に衝突や軍拡競争を回避してきたとも述べ、米国を冷戦の勝者とする見方に不満をにじませた。その上で「『勝者』は新たな帝国をつくることを決めた。そこからNATO拡大という考えが出てきた」と語った。

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